第61回技能五輪全国大会が令和5年11月18日に愛知県国際展示場にて開催され、配管部門の新潟県代表とし当社の山崎光が出場。16都道府県32名の参加者が技術を競う中、見事、敢闘賞を受賞しました。
山崎光 第61回技能五輪全国大会 敢闘賞
令和4年11月4日に千葉県幕張メッセにて第60回技能五輪全国大会が開催されました。配管部門の新潟県代表として当社の布川羽海が昨年に引き続き出場。総勢18都道府県34名の参加者が日頃の練習の成果を競う中、見事敢闘賞を獲得しました。当社にとりましても長年に渡る技能五輪参加の歴史の中で初めて女子社員が入賞する大会となりました。
布川羽海 第60回技能五輪全国大会 敢闘賞
第30回技能グランプリが、平成31年3月に兵庫県の神戸国際展示場で開催されました。当社から梅川準平が建築配管の部に出場し、熟練技能者14名が競い合うなか銀賞を獲得しました。多くの皆様のご支援により参加させて頂き感謝しております。ありがとうございました。
梅川準平 第30回技能グランプリ 第2位
国内大会から国際大会まで一年弱の限られた期間内で世界に通用する選手を育成しなければなりません。国内大会と国際大会とでは、選手の指導や練習方法が、考え方から何から「全く」といっていいほど違うんです。技能五輪国際大会における選手育成の柱となるのは、次の4つのステップですね。これが育成方針です。
彼らと同じレベルまでスキルを上げるために、ガス溶接を中心に基本作業を何度も何度も繰り返し練習させます。あまりに単調な繰り返し練習のため、選手は途中で飽きて集中力がなくなり、他の課題の練習をしたがりますが、この基本カテゴリーをクリアーしないと次のステップには進めません。
基本を完璧にマスターさせた後、ようやく作品作りに入らせます。選手は悪い箇所の反省と改善を行い、次の作品へとつなげていきます。精神的には追い込まれて悩み苦しみますが、結果的に心の鍛錬になり精神的に強くなるのがこのステップですね。
総仕上げと精神強化。技能面ではかなりのレベルに達します。しかし、一番大事なのは精神強化です。選手には「ものづくりは人づくり」、「心・技・体」の心を徹底的に教育します。今の若い選手にとっては理解するのに時間がかかりますが、自然と受け入れられるようになります。
最終ステップは「心のリフレッシュと体調管理」、大会への仕上げに繋がっていきます。今まで積み上げた練習が水の泡とならないようにコーチ、スタッフは常に選手の状況を見守り、指導を繰り返します。これで一人前の競技者となり戦いに出るわけです。